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有限会社大一工業

空撮・赤外線点検
日本では猛暑の長期化・集中豪雨の頻度増・線状降雨帯の多発などが報告・観測されており、都市部・沿岸部の複合リスクが高まっています。
近年の異常気象(猛暑・豪雨・台風・雹(ひょう)など)が、建物や太陽光パネルに
どのように「何を・なぜ・どのように悪影響を及ぼすか」、それに対して現場で取れる
観察・点検・対策や利点は以下の通りです。
1) 気象要因ごとの影響と物理的メカニズム
a. 高温・猛暑 影響:パネルの最大出力(Pmax)が温度上昇に伴い低下。半導体特性や内部抵抗の増大で効率が落ちる。研究では「1°Cで約0.4–0.5%の出力低下」とする解析が複数あります。 建物:アスファルト・屋根材や防水層の熱膨張・劣化が早まり、クラックや接着不良を起こしやすくなる。室内温度上昇は設備・内装にも悪影響。 b. 豪雨・浸水・高潮(複合洪水) 影響:基礎や外壁の吸水、内部コンポーネントの浸水、電気設備の短絡・腐食。塩害地域では塩分による腐食進行が非常に速い。複合的(高波+大雨)な事象で被害が増大する傾向。 c. 台風・強風 影響:屋根材の剥離、架台/固定金具の緩み、飛来物による破損。パネルの取り付け角度や風圧設計が不十分だとリスク増。 d. 雹(ひょう)・凍結 影響(太陽光):衝撃でガラスにクラック、セルにマイクロクラックが入り、デラミネーションやホットスポットを経て長期的な出力低下・早期劣化に。近年、地域によっては雹の頻度・強度が増しているという解析があるため大きなリスク。
2) 具体的な劣化症状(建物/太陽光別)
建物 屋根材のひび割れ・防水層の剥離、外壁の塩害による塗膜・鉄骨腐食、基礎の洗掘・沈下、サッシ周りのシール劣化、雨仕舞の不良(雨漏り)等。豪雨後の床下浸水で木構造の腐朽が進む。 太陽光パネル 表面ガラス破損、セルのマイクロクラック(見えづらいが出力低下)、接続箱・ケーブルの劣化、フレームやボルト類の腐食、デラミネーション、BOS(配線・接続箱)故障、汚れによる短期的発電低下。雹や風の衝撃は特に初期致命損傷を与える。
・太陽光パネル点検の利点
・早期発見 → 大きな損失を防ぐ 小さなクラックやホットスポットを早く見つければ、局所的な発熱・発火リスクを防止できる。 ・出力低下を早期に補修すれば、売電損失や投資回収遅れを回避可能。 ・安全性の確保 配線の劣化・漏電・接続不良は火災につながる恐れがある。定期点検で事故リスクを下げられる。 ・設備寿命の延長 汚れ・腐食・部材の緩みを早めに対処することで、モジュール・パワコン・架台を長く使える。 ・保険・保証対応に有利 定期点検の記録があれば、自然災害後の保険申請やメーカー保証の請求時に証拠となり、受理されやすい。 ・発電効率の最大化 清掃や補修と組み合わせることで、出力低下を防ぎ、投資効果を安定的に維持できる。
・建物点検の利点
・雨漏り・劣化の早期発見 赤外線で水の浸入や断熱材の劣化を検出。早く修繕すれば大規模な補修工事を回避できる。 ・災害対策(台風・地震・豪雨) 被害を受けやすい屋根・外壁・シーリングを事前に補強しておくことで、被害額を減らせる。 ・資産価値の維持 建物の定期点検は、中古売却時や融資・保険評価において「管理が行き届いた資産」としてプラスに働く。 ・安全・安心の確保 落下物(外壁タイル・屋根材)による事故防止。居住者・利用者の安心感を高める。
共通利点(建物 & 太陽光)
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費用対効果が高い
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点検コスト(数万円~)に対して、修繕や事故対応費(数十万~数百万円)を大きく削減できる。また、足場設置の必要がないため短工期かつ費用を
抑えることが出来ます。
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「見えない劣化」を可視化
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赤外線ドローンなら普段は確認できない高所・内部の異常も非破壊で発見できる。
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安心を提供できる
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「大きな異常なし」という点検結果自体も所有者に安心感を与える価値。
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足場設置は費用がかかることに加え、設置や撤去の作業時に騒音・通行障害など不便があることや足場を使って不審者が侵入する危険もあります。
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